M&G、インパクト投資を扱うresponsAbilityの買収を完了

M&G、インパクト投資を扱うresponsAbilityの買収を完了

5月3日、国際的な貯蓄・投資事業者であるM&G plcは、チューリッヒに拠点を置き、新興市場に特化したインパクト投資を扱うresponsAbility Investments AGの買収を完了した。

2003年に設立された responsAbilityは、新興市場の民間債権および未公開株式に投資し、金融包摂、サステナブル・フード、気候ファイナンス分野の企業に重点を置いている。 これらの企業のビジネスモデルは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を直接支援する。12月31日時点で、responsonsAbilityの運用資産は約37億ドルで、創業以来110億ドル以上の投資を行っている。

同社は、M&Gのインパクト投資機能の強化に加え、チューリッヒに投資ハブを設置し、新たな市場に拠点を設けることで、国際的なフットプリントとアセット・オリジネーション能力を強化していく予定である。

【参考記事】M&G、インパクト投資家responsAbilityを買収

【参照ページ】
(原文)M&G completes the acquisition of responsAbility Investments AG
(日本語訳)M&G、インパクト投資を扱うresponsAbilityの買収を完了

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-6-25

    IFRS財団、ISSB基準の実務導入を支援する新eラーニングモジュールを公開

    6月13日、IFRS財団は、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が策定した基準の理解と導入を…
  2. 2025-6-25

    バーゼル委員会、銀行の気候リスク開示・自主的枠組みを公表

    6月13日、世界の主要な銀行規制当局で構成されるバーゼル銀行監督委員会は、銀行が抱える気候関連の金…
  3. ESRS改訂の概要と実務的影響:簡素化のポイントと日本企業の対応

    2025-6-20

    ESRS改訂の概要と実務的影響:簡素化のポイントと日本企業の対応

    2025年6月19日、EFRAG(欧州財務報告諮問グループ)が欧州サステナビリティ報告基準(Eur…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る
OSZAR »